ロンドン 徒然子連れ

イギリス ロンドン 駐在員の夫と私、2人の子どもと共に過ごした2年半の備忘録です。

ロンドン補習校に通う

 ロンドン日本人学校は、土曜日は補習授業校として、各地から国語の授業を受けるために子ども達が集まってくる。

 土曜の我が家の周辺は、ランドセルを背負った子と送迎の保護者で賑わっていた。

 

 我が家の上の子は、現地校より1週間早く補習校に編入できたのだが、結果これが彼にとっては良かった。

 初日、緊張しながら登校し、迎えに行ってみると笑顔で教室から飛び出してきた。担任の先生もとても親切で、「音読がとても上手ですね!みんながシーンとして聞き入っていました。ですから、『みんな、これが日本の学校なんだよ』て言ったんですよ。」と褒めてくださり、彼も自信がついたようだった。

 また、すぐに仲良しのお友達ができたようで、翌月そのお友達の誕生日会にお呼ばれ。親はビックリ!(これはまた別の機会に綴ろう)

   

    補習校は昔はもっと人が多かったと聞くが、我々がいた頃は、小学4,5年生くらいから人数がグンと減ってしまっていた。理由としては、そもそも駐在員家庭が減っていること、塾に切り替える日本人家庭の子が多いこと、また永住の方だと日本語についていくのが厳しくなるので辞めてしまわれる方が多いのだそう。

 

 通ってみてどうだったかというと、我が子の場合は学校より先にお友達ができたし、いくつかの日本の行事(運動会や、餅つき、いろいろな遊び)も経験できて楽しんでいた。周りの保護者の方も当たり前だけど全部日本語だし、私自身も何だか気楽。ただし係は絶対!これは日本と同じ。

 何より、子どもの漢字や文章力は本当にどんどん衰えていくので、週に一度強制的にでも機会があるのは良いことだと思う。

 なお、補習校に、日本の学校の授業レベルを求めてはいけない。。