ロンドン 徒然子連れ

イギリス ロンドン 駐在員の夫と私、2人の子どもと共に過ごした2年半の備忘録です。

お友達のお誕生日会

 イギリスにおいて、小さな子どものお友達付き合いで避けては通れないもの、、それはお誕生日会とプレイデイトではないだろうか(大袈裟ではなく)。我が家の子ども達が経験した誕生日会とプレイデイトの思い出を回想してみよう。

 

【お誕生日会】

 お誕生日の数週間前に保護者から直接打診されたり、子どもが招待状をもらってきたりする。直接打診された場合は、やりとりはテキストやメールだったり、招待状の場合には、日時と場所が記載されていて、返信用には出欠の返事の他、子どものアレルギーの有無、保護者の連絡先まで記入する欄があったりした。 

 

 さて、出席しますとお返事したらプレゼントを用意しなくては。最初は何をどうしてよいかわからず、戸惑うばかり。

 どうやら、開催場所が自宅の場合は、年齢+αくらいの値段のプレゼントで良いらしい。子どもがお友達に好きなものやお気に入りのキャラクターを聞いたり、ママが友達だとママからリサーチしたりした。

 悩ましいのが、アクティビティのある会場の場合。イギリスはアスレチック公園やトランポリン(室内)など、至る所で誕生日会ができる。また、誕生日会の代わりに「一緒に○○に行きましょう」というお誘いも。

 我が家が最初にご招待いただいたのが、まさにこれで、「一緒にキッザニアに行きましょう」だった。この場合は入場料プラスαくらいのプレゼントを用意するのがベターらしい。一緒に招待された子のお母様(永住の方)に相談し、2人合同でLEGOの何かを買った。

 また、室内アクティビティ時やご自宅でも、時にママもご一緒にどうぞ、なんてことも多い。

 英語が全く、の私には到底ムリムリ!なので、ご自宅開催の時は、何時に迎えに来ますと言って退散してしまった。開催場所が遠い時は仕方ないので一緒に見守っていたけれど、お誕生日会の主役の子が女の子だと、みんな着飾っていて、とても可愛くかつ嬉しそうで…素敵だなと思った。

 

 帰る時にはグッディバッグとかいっただろうか?お土産がもらえるのも子供たちのお楽しみ。また、後日主役の子が一生懸命書いてくれたサンキューカードをもらったり(○○のプレゼントありがとう。とても気に入ったよ。などと書かれていた)。

 準備する親御さんも大変だったろうな、と思う。

 

 パーティ自体、日本では馴染みがないのだが、興味深いのが誘い方。本当に普通に、なんの気兼ねもなくお友達が好きな友達に「はい、これ招待状」と渡してくれる。

 なんだろう、、日本だったら、みんな呼ばないとかわいそうかな、とか、気まずくないよう内緒で、とかいろいろ気を遣いそうなものだが、そんな気兼ねは全くなし!子どもが呼びたい子に声をかければ良いのよ、だって誕生日会なんだから、という潔さ!!見習いたい…。