ロンドン 徒然子連れ

イギリス ロンドン 駐在員の夫と私、2人の子どもと共に過ごした2年半の備忘録です。

中学受験は突然に②

 我が子の「学校つまらない」問題が発覚し、私の夜な夜なインターネット検索が始まった。

 

 恥ずかしながら何の知識もなかった私は、こんなにたくさん私立の学校があるのか?!?!と驚くばかり。そして、こんなにたくさんの学校が帰国生入試をしているのか?!とまた驚き。最初に参考にしたサイトは、以下の3つだったような気がする…。

日能研 帰国生入試日程

・海外帰国子女財団 学校紹介

・JOBA 帰国子女受け入れ校特集

 これらを参考に、①家から通える距離で②英語の取り出し授業があり③2教科あるいは3教科で受験できる学校をいくつか調べた。


 この間に、息子は英検に挑戦し、準1級を取得。この合格が彼の自信となったようだ。そこで改めて、英語の取り出しがあり、息子に合っているのではないかと思う学校の話をしたところ、説明会に行ってみようかな、と前向きな気持ちになった。これを見て夫も、じゃあまずは学校見学に行ってよう、ということに。

 

 説明会…コロナ禍だったせいなのか、とにかく予約をするだけで競争みたいだった…児童1人につき保護者1名、学校によっては児童は6年生のみ、など制約がありこれにも驚いたのだが、実際行ってみると、大きなホールや体育館にたくさんの人が来ていてまたビックリ!帰国生向け説明会なのに、こんなにいるのか…大丈夫かなぁ息子、と少々焦りもした。

 

 当の本人は、説明の内容やパンフレットに興味深々。説明会後には満足した様子で、学校の先生に受験資格の確認をしに行ったり。そこでその学校の受験担当の先生から、「70点取れたら合格できるからね!算数は、塾とかで勉強してる?」と聞かれて、「いいえ!でも大丈夫です。僕、算数得意です!」と答えた息子に、先生は困惑した表情…。

 あれ?算数って、、塾行かないとマズいやつ??

 そう。この瞬間、やっと気づいた私たち。というか私。受験算数を舐めてはいけないのだ。

 

 実はこの時すでに、小6の夏休み目前…なので、とにかくできるだけの努力はしてみよう、合格できなくても大丈夫、近所の中学校があるよ、という姿勢で挑むことにした。

 

続く