ロンドン 徒然子連れ

イギリス ロンドン 駐在員の夫と私、2人の子どもと共に過ごした2年半の備忘録です。

本帰国が決まったら①

 イギリス生活にも慣れ、友達もでき、まとまった休みは家族でヨーロッパの各地へ!と、楽しく過ごして早2年数ヶ月…夫に本帰国の内示が!!

 「え?!もう?早くない?」と言いそうになったが、渡英後も慣れない英語環境で、日本と変わらぬ長時間労働、仕事面では良いことあったのかなぁ、と心配になるような夫に、その言葉は酷である。ぐっと堪えて「おつかれさまでした」と言った。

 

 この瞬間から、夫と私は本帰国モードへ!やるべきことをどんどん片付け始めよう。最優先は夫の仕事ではあるが、家族としては子どものことを第一に考えよう、と決めた。

 

・帰国までのざっくりとしたスケジュールをたてる

 

 夫は新年度初めには日本に戻ることとして、そこから学校のカレンダーと睨めっこ。まだ子どもには話していないが、3月末に帰国すると仮定し、引越しのスケジュールをざっくりと決めた。

 子どもには2月のハーフターム中に話すと決め、ハーフターム後にすぐ荷物を出そうということに。我が家の場合は、夫の会社の規定で船便と航空便をそれぞれ2回ずつ出すことができるので、なるべく早く夏物衣料などを中心に船便を出してしまうことにした。

 

 

・住居と子どもの学校を決める

 

 持ち家をそのままの状態にしてきたため、元の住居、上の子が通っていた近所の公立小学校に2人とも通わせることですんなり決定。(しかし、子ども達特に下の子が日本の小学校にすんなり馴染めるとは思えず、夫には内緒で、帰国生を受け入れている私立の小学校などもこっそり調べていた私。杞憂に終わったけれど。)

 

 

・帰国までにやり残したことを考える

 

 渡英時とは異なり、本帰国は急なスケジュールになるご家庭がほとんどではないだろうか。

 我が家も例外ではなく、内示(内内示だったかな?)から3ヶ月なく帰国を迎える感じだったため、あとの休みをどう過ごすか?が重大な問題となった。まだまだ行きたい場所は山のようにあったが、スケジュールを考え、国内と近場のヨーロッパ2カ国を旅行する予定を立てた。

 

 

 ここまで決まると、あとは密かに家の中の片付けを始めた。

 小さくなって着られない子どもの衣類や靴、もう着ない自分の洋服は、時々ポストに入っている様々なチャリティのドネーション袋に入れて回収日に家の前へ。これ、捨てるにはもったいない箪笥の肥やしを整理するのにもってこい。

 おもちゃや本も、こっそり仕分け。あとは捨てるかあげるか、持って帰るだけに。

 帰国に向けてのお買い物の物色も、勝手に開始した。

 

 

続く