ロンドン 徒然子連れ

イギリス ロンドン 駐在員の夫と私、2人の子どもと共に過ごした2年半の備忘録です。

渡英にあたり 子ども編⑴

  海外へ赴任されるご家族は、一体どれくらい準備期間があるのだろう…

ビザの取得や引っ越しの手配などあれこれで、突然行かなければならないことは少ないと思われる。

 

  我が家の場合は、夫への打診、内々示を含めると、実のところ半年以上前から心の準備期間はあった。これはラッキーだ。実務的なことはさておき、まずは渡英のスケジュール(全員で一緒に行くか、家族があとから行くか)、イギリスで子どもたちの学校をどうするか、などを時間をかけて考えることができた。

 

  ビザの手続きなどは夫の会社に任せて、まずは住まいの目星をつけよう、そのためには子ども達の学校をどうするか考えよう、ということになった。

  我が家の子どもは、長男が小学1年生、長女が幼稚園の年少の歳である。ちなみに夫以外は英語なんて全く話せない…必然的に、長男は日本人学校が選択肢に入った。調べてみると、ロンドンにある日本人学校はなかなか評判も良く興味がわいた。本人も日本語の学校が良いなと言うし、親の都合で連れて行くわけだから少しでもストレスがない方に、と私は思っていた。

  一方、夫の意見は反対だった。自分が今まさに英語で苦労していることもあり、せっかくの機会なんだから、英語が身につく環境に入れてみよう!と、現地校を勧めてきたのだ。

  いろいろ話し合った結果、現地校に通わせてみよう、ということになった。決め手は夫の考えと、あとは現地校を選択した場合、長女(年少)も同じ学校に通わせられる年齢だからである。

  イギリスは早期教育の国なので、公立の学校の場合、日本だと幼稚園の年少or年中の歳から7年間、小学校に通うことになる(ちなみに正確にはその前年度からナーサリーが始まる)。兄妹で同じ時間、同じ学校に通えればありがたい。

  そこで、子ども達には「イギリスでは英語の学校に行ってみようね〜」とそれとなくほのめかしつつ、学校を調べてみることになった。

 

続く